大弥奔帝國記録室

創作作品『単身神風』『金平糖』のキャラクター、世界観をまとめたサイトです

【座敷屋】1階 ステージ

踊り食い

「ようこそこの愉快な見世物にお付き合いくださりましてありがとうございます!本日は××様のご好意により、最上級のトルソー それもたった今朝方まで人としてていねいに育て上げられた7年ものの子供肉(ミルク)をいただきます。名前はイネと申します。イネは朝ごはんにはなにを食べましたか?

そう、ホットケーキと豆乳ですか。ええこのトルソー、本当にていねいに作られておりまして、食事は全て畑で出来るものを与えられております。きっと昨日の夕食のそれだって、血肉は使わず…ああ野菜の、ええ、そうですか。がんもどきの味噌汁だそうです。私よりも良いものを食べていらっしゃる。

私の昨晩の食事はええと、何かどろりとした蛋白質のアレですとか、野菜や肉から出来上がった糞ですとか、そういう、うぇ、嫌だ、これから美味しいものを食べるのですから、この話は後にしましょう?ではではまず一口味見をしましょう。そこの右端の旦那様、10本あるうちの、どの指が好きですか?

薬指。左かしら。ええ承知いたしました。イネ、左のおててを出しなさい。え?はあ、そうです。ご存知でない?よかったですねえ、知っていれば今ここで口をまともに利く事は出来なかったもの。脳がきっと堪えられませんから、今日の日まで黙っていた「飼育員さん」に感謝しましょうねえ。

やはり最上品。贅沢な味がします。臭みもなく…程よく脂が乗って…少し…ううん、これはトルソー肉に共通して言えますが、固いです。いや、それでも成肉よりかはずっと柔らかい。噛むほどに旨味があり、骨もまだ小さいですし、煮て砕けば食べられるかも。しかし騒がしいですねえ。」

椅子に縛られてすげえ抵抗するトルソーの腕を掴んで容赦なく手すりに杭を振り下ろし突き刺して固定して 不意を突かれて絶叫しながらぴんと伸ばして強張る薬指の付け根に やっぱ躊躇せずナイフをヒュカッと突き立てて一撃で薬指だけ毟る蕨とか見たい

食用双子のイネちゃんとムギちゃん

 作者メモ

座席は普通に映画シートみたいのにするけど(位置関係の表記的に都合がいい)ここで華ロリ着て解体ショーして欲しいなって ちなみに座敷屋のモデルにしたビルのビアホール

 舞台上で解体ショーするとしたら血飛沫やばいよね…一番前の人にビニール持たせるとかレインコート程度じゃ足りなさそうだし水と違ってシミになるし 織り込み済みで眺めるのか貸し出しのタオルガウンみたいので観るのか透明なキューブの中でやるのか

 

暁人「薄いフィルムみたいな透明なシートとか?4面のうちの3面だけ貼ってあって、空いてる一面は飛沫がかかる特別席。スクリーンはだんだん血飛沫でべちゃべちゃになっていくけど1演目ごとに汚れが落とされて中が見えるようになる。…とか。」

天護「薄いとヨレて綺麗に見えなそうだなーって(´・ω・`)特別席あるのいいな!」

暁人「でもサービスとしてやってるショーならあんまり商売っ気出すのもアレかな?」

天護「がっつり商売だからよいのよ(*´∀`*)多分1回のショーで相当稼げるしなんだろあの…共同購入?みたいな料金体系で開催されて +飛び入りは割増価格 道具も工数も相当掛かるから寧ろ商売っ気はどんどん出したいかも」

暁人「じゃあ席のランクがいくつかあってもいいのかも?A席とかS席とか。すりガラスでぼんやりしたシルエットを見ながら妄想するのが好きでB席買ってるお客とか想像した。」

天護「コアな楽しみ方でいいなそれ!(*´∀`*)とはいえヒーローショーより少し狭いくらいの舞台(イメージ)だからすりガラス越しに音を楽しむB席 遠巻きに見るA席 血飛沫を浴びれるS席 別室なり休憩スペースみたいなとこで生中継を観るロビー席みたいな」